イギリスに来て感じたことの1つに、不用品や古い物の再利用がとても盛んだということでした。引っ越し時にこれを利用しない手はありません。
チャリティーショップ
まず身近なところでチャリティーショップです。どんなお店なのかといいますと、まだ使えるけれど自分ではもう使わなくなったものをこのチャリティーショップへ持ち込むのです。要は寄付するのですね。チャリティーショップはそれを売るのです。その売った利益を福祉活動に充てているのがチャリティーショップなのです。ですので、動物福祉が目的のチャリティーショップだったり、癌の人達を助けるチャリティーショップだったりと、様々な種類のチャリティーショップが多数存在します。
売っているものは、洋服、靴、バッグ、キッチン用品、本、子供のおもちゃ、手芸用品、アクセサリー、DVD、CD、レコード、はがき、レターセット、家具等々、とにかく様々な品物が置いてあります。
私がイギリスに住み始めた当初こそ、誰が使ったのか分からない品物を使うのに抵抗がありましたが、今や大ファンです。最初に買ったのは庭仕事をする際に着る作業服でした。ジャケットとズボン、どちらも300円程度で、7年経った今でも着ています。
私達が行くチャリティーショップはいつ行っても繁盛しており、品物の回転率が速いのです。商品には値段のタグがついているのですが、いつ寄付されたのかという日付も記入されていて、私がこれまでに買った洋服はどれもだいたい寄付されて1~2週間以内とかでした。
Facebookも利用価値が高いですよね。私達が住んでいるエリアの人達が入るグループがFacebook内にあって、その中でこんな物を引き取ってもらいました。ご近所さんなので、受け取りにくる側も車でサッと来れるのでとても簡単です。
Facebookのマーケットプレイスも使ってみたい機能です。(赤い丸印がマーケットプレイスのアイコン)
このマーケットプレイス内で品物を売買できるシステムで、家具、車、電化製品、何でも出ています。希望のエリアに絞ることも出来ます。最近引っ越しをした友人はこれで全て売りさばいたと自慢していましたよ。
このように、再利用できるものは出来るだけ再利用し、ごみ廃棄場には持って行かないという運動はとても良いことですし、それがなおかつ福祉活動に繋がっていくというのは素晴らしいことだと思いませんか?
こちらでは自分の家の壁を自分で塗る(ペンキ塗り)のは珍しいことではなく、私達も自分達でやっています。壁の色を変えたりする際には実際に試しでペンキを塗ってみる必要がありますよね。その時用のペンキがテスターポットという小さい容器に入って売っているのです。それがたまりにたまっちゃったのです。で、それを「引き取ってくれる人いませんか~?」とFacebookで呼びかけたのです。あるお父さんが引き取ってくれました。自分の子供の部屋を模様替えするのに、様々な色が必要だからと言っていました。一体どんな部屋になったのか、ちょっと見てみたいですね。
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