ロックダウンのおもひで

今回の投稿は、スコットランド移住計画とは全く異なった話題になりますので、ご興味のない方はスルーして下さいませ。

UK 1回目ロックダウ

イングランドは11月5日、2回目のロックダウンに入りましたが、UK全体が最初のロックダウンに入ったのは今年の3月でした。ロックダウンが発表された時、実は私達は日本に滞在中でしたが、「寝耳に水」ではありませんでした。

発表以前に、既にロンドン・ヒースロー行きのフライト数が減っていましたし、実際私達が前もって予約していた帰りの便がキャンセルになっていましたので、これは「いよいよロックダウンか? でも何とかもって欲しい」と願っていました。

しかしながら、そういう願いも空しくロックダウンの発表ですよ。で、「海外にいる英国民は至急帰国せよ」と。私達の日本滞在はまだ2週間以上も残っています。

日本に留まりたい 

実は私の実家を売却するので、その整理の為日本に行っており、ロックダウン発表時はまだまだ家の片付けの途中でした。

正直なところ、家の片づけを終わらせないといけないですし、日本にいる方がロックダウンに入ったUKよりよっぽど自由が利くので、出来るだけ長く日本に留まりたかったのです。最悪、ロックダウン明けはいつになるか分からないけれど、それまで日本に居る案もありだと思いました。

疑問は2つ

そこで、私達の疑問は大きく2つでした。
①帰国令を無視した場合、かけてある旅行保険は効くのか?
②ヒースロー行きの便はいつまで飛ぶのか?

ロンドンの保険会社に電話をしても、回線は大混雑。やっと繋がった電話では「旅行を延期した場合は保険も延期される」の一点張り。今回のロックダウンを反映した答えとは思えません。「詳しい事は担当者から折り返し電話をさせる」と言ったっきり、何の返事もありません。

当たり前ですが、保険会社は徹底的に出費を出し渋ります。政府の命令を無視した期間に対し保険が下りるとは思えませんでした。そしてロンドンの保険会社から電話がかかってくるとも思えませんでした。

帰国を選択

そこで、やむなく帰国することを選んだのでした。ボリスがロックダウン発表をしたのは3月23日、時差がありますから私達が知ったのは24日、いつまでヒースロー行きの便が飛ぶか分かりませんから、なるべく早くの便、26日の便を予約したのでした。

空港、飛行機はガラガラ

出発当日、羽田空港は驚くほど閑散としていました。チェクインカウンターには私達2人だけでした。機内もガッラガラ、乗客より搭乗しているスタッフの方が多いのでは?とさえ感じられました。

そんな訳ですからキャビンアテンダントの方々ともお話しする機会も多く、楽しかったのが良い思い出です。日本からの便はガラ空きだけれど、ロンドンからの日本便は混んでいるのだとか。きっとUK在住の日本の人達が帰国したのでしょうか。

快適なフライトであっという間にヒースロー空港に到着しました。そこで驚きました。空港はどこも人影まばら、まるでゴーストタウンのようでした。

さて、ここからが本題なのですよ。ロックダウンの影響で、ここから家に帰るのが、日本⇔ヒースロー間のフライトと同じ位かかるのではないかと予想されるので、この夜は空港近くのホテルに一泊し、翌日の長時間移動に備えたのでした。

次回に続きます。

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