【かかし】スコットランドの家の庭に置きたいもの

新しい家はどういう庭なのか、未知の世界のことではありますが、これは是非作って置きたい!と思っているものがいくつかあります。

1つ目はかかしです。

イングランドはガーデニングが盛んで、もちろん花も素敵なのですけれど、このようなお手製の「かかし」が庭や畑に置いてあることも多いのです。長靴や帽子、Tシャツ等を着ていたり、シャベルを持っていたり、みな個性的です。

赤いランバージャックシャツ

私達のかかし君には赤いランバージャック・シャツを着せたくて、随分チャリティーショップ(下記補足参照)を見て回っているのですが、なかなか出会いがなく、今に至っています。新品を買えば手っ取り早いのでしょうが、雨風にさらされるかかし君に新品のお洋服を着させるのはちょっと・・・・ね(笑)

ちょうど赤シャツを探してもなかなか見つからない時にですね、見つけちゃったのですよ、正に私が探しているシャツ、そのものを

それは、我が家のお隣さんのダンナさん(スチュワート)のシャツでして、庭に洗濯したのが干してあったのです。「うわぁ~、これだよこれ、私が探していたのは!!!」

スチュワートに頼んで譲ってもらおうかとも思ったのですが、「かかしに着せるから、ちょーだい」とはちょっと言い出せませんでしたね(笑)

なかなか進まない赤シャツプロジェクト。プランBとして、日本に行ったらドンキホーテに行き、侍の衣装とおもちゃの刀を仕入れ、「子侍かかし」を作ろうかと話していました。

そして今年の3月、1か月程日本に滞在する機会が出来たので、よ~し!と思っていたら何と、英国のロックダウン発表です。結局ドンキにも行けず急遽帰国せざるを得なくなりました。

でも思い返すとそれで良かったのかもしれません。かかしはずっと外に立ちっぱなしなので、雨風にさらされ、鳥やカラス達からも攻撃されるわけですよ。新品ピカピカの「子侍」だって1年も経てば立派な「落ち武者」です。夕暮れ時の庭に落ち武者がいたらちょっとブキミですものねぇ(笑)

イングランドでは縁が無かったかかし君、スコットランドでは是非作って立てたいです!

補足

チャリティーショップとは:寄付された品物(まだ使えるが自分では使わなくなった物)を売った利益を福祉活動に充てるお店。お店はそれぞれ動物福祉が目的だったり、心臓病の人達を助けるのが目的だったりと、様々な種類のチャリティーショップが多数あります。

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