足長おじさんのご来訪当日、彼が家を見る間、私達は家を空ける予定でいました。が、彼の到着が予定より少し早かった為、出かけようとする私達と玄関でかち合ってしまいました。
家の持ち主と見学者が顔を合わせてはいけない理由はどこにもないのですが、「あ~、ごめんなさい、いますぐ出かけますからね」と訳もなくアタフタと玄関から出たものの、今さら車を駐車スペースから出すのもちょっとねぇ・・・という事で、とにかく門を出て歩き始めました。
快晴の空、しかしながら風はとても冷たく強い。車で出かけるつもりだったので、二人ともコートは持って来ませんでした。どこに行こう? 近くにカフェはあるもののマスクを持っていないので入れません。
そうだ!教会に行けば敷地内に日当たりの良いベンチがある!
教会に着き、風があまり当たらない場所のベンチを選び腰を落ち着けました、ヤレヤレ。日差しは暖かいものの、なにせ風が冷たい。持ってきた雑誌を太ももに置き風よけです。
この教会の敷地内に友人家族が住んでいて、以前なら頼る事も出来ましたがつい最近引っ越したばかり。あぁ、神様、このベンチを私達に与えて下さってありがとうございました。
ベンチに座りながら、話題は自然に足長おじさんのことに移ります。とても驚いたのは、彼がとても若かったことです。不動産屋さんとの会話から得る人物像は、60代か70代の中東系、恰幅が良くデカいRolexをピカピカさせている男性(本当に私の誠に勝手な想像です)でした。
どうもこの家は投資目的で購入し、賃貸またはホリデーレット(貸別荘)にするのではないかと思われます。
何にせよ、買って下さるなら何も申し上げる事はございませんです、はい。このまま万事順調に進みますように。
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